【VRChat】お砂糖という難しい文化
こんちゃー、ロタールです。
皆さんお砂糖ってご存じ?パートナーとも言われるあれですね。
ある程度VRChatをプレイしたユーザーさんならわかると思いますけど、なかなか難しい文化です。
いいところもあれば、悪いところもある。
人間関係があるからこそ、生まれた文化といえるでしょう。
そもそも「お砂糖」って何?
VRChat初心者の方や、未経験の方からしたら、そもそも
「お砂糖って何?」
って状態でしょうから軽く説明を。
一番よく言われるのは、「VRChat内でのカップル」っていう例えですね。
これが一番しっくりくる方も多いと思います。
MMOでいう結婚システムみたいな。一種特別な関係になった二人のことを指す言葉というのが一番的を得ているかな?
まぁ、カップルみたいなものと言われると、二人でイチャイチャしてるシーンとか、簡単にイメージできると思います。
その様子を見て周りが砂糖吐きそうになるとか、そんなところが語源だと思います。
そういう文化をVRChat公式が定めたわけではないですが、日本人のコミュニティでは多くの人が認知している概念です。
お砂糖同士で薬指に指輪をはめたり、プライベートな空間で二人きりでいることも多く、「それならカップルでいいんじゃないの?そういうことでしょ」と思う方も多いでしょう。
ですが、お砂糖=カップルとは思っていない人もいるのです。
「お砂糖は特別な関係ではあるけれど、付き合っているのとイコールではないよね」
そう考えているVRChatterが一定数います。っていうか僕はどちらかというとそっち側です。
「お砂糖=カップル」ではない?
この「お砂糖=カップルではない」を示す例として、ある会話を挙げます。
「○○さん△△さんとお砂糖してるんでしょ?」
「そうだよー。ほら指輪(薬指見せながら)」
「オフ会とかしたの?」
「したよー。というかリアルでも付き合ってるしねー」
ーーと、こんな感じの会話をしたことがあります(実体験)
この会話からわかることは、話者は付き合うことと、お砂糖を別のものとして考えていることです。
少なくともこの人は「お砂糖=カップル」とは考えていないわけです。
もちろん、お砂糖しているし付き合っていると言っているので近いものであることは確かです。
まぁ言ってしまうと、「お砂糖=特別な親友」と考えている人もいるわけです。
ほかにも「恋愛対象だけどリアルとはまた別」という考えの人もいますし、「依存対象」と考えている過激な人もいます。
「お砂糖=特別な関係」というのはほとんど共通ですが、その特別な関係が何かは人によって違うのです。
これがお砂糖の難しさの原因だと僕は思っています。
リアルな恋愛でさえ難しいのに、概念の定まっていないお砂糖が難しい関係であることは想像に難くないと思います。
「お砂糖」をしたい人のための注意点
まぁまずは相手を見つけることから始めなきゃいけないのですが……そこはリアルな恋愛やコミュニケーションと共通の課題なので今回は無視します。
今回言っとくのは「お砂糖独特の」気を付けるべき点です。
先ほど言ったようにお砂糖の価値観は人によってさまざまです。恋人のようなふるまいを求めることもあれば、今まで変わらないでいいという人もいます。ちょっとエッチな関係を求めてくる人もいますね。
それゆえに大事なことは「相手がお砂糖に何を求めているか」を知ることです。
恋人関係を求めている人と友人関係を求めている人がお砂糖になっても、求めるものが違うので上手くいかないのはイメージできると思います。
ここの考え方があっている相手じゃないとうまくいかないと思います。
実際僕は三回ほどお砂糖していますが、一回目、二回目はすぐ解消してしまいました……
今は半年以上続いています。
お砂糖特有の注意点はこれです。他の注意点はリアルの人間関係と特に変わんないと思います。
このことは、VRChat始めたばかりで、とりあえずお砂糖してみたいって人は忘れがちなので気を付けて楽しんでください。